職場のストレスとの付き合い方

〜無理を重ねないための“こころの守り方”〜

はじめに

仕事は生活の大切な一部であり、やりがいや達成感を得られる場でもあります。
しかしその一方で、人間関係や業務量、責任の重さなどからストレスを感じやすい環境でもあります。

「なんとなく疲れが取れない」
「仕事のことを考えると気が重い」
そんな感覚が続いているときは、こころからのサインかもしれません。

今回は、職場のストレスとの向き合い方について、訪問看護の視点からお伝えします。

職場で感じやすいストレスの原因

● 人間関係の悩み

上司や同僚との関係、コミュニケーションのズレなどは、大きなストレス要因になります。

● 業務量や責任の負担

「仕事が終わらない」「ミスできない」というプレッシャーが続くと、心身ともに疲弊しやすくなります。

● 環境の変化

異動や配置転換、新しい業務の開始など、変化に適応する過程でもストレスは生じます。

ストレスがたまると、こんなサインが出ることも

  • 朝起きるのがつらい
  • 食欲が落ちる、または過食になる
  • 眠れない、途中で目が覚める
  • イライラや不安が増える
  • 仕事以外のことにも興味が持てなくなる

これらは「気合いが足りない」のではなく、こころと体が限界に近づいているサインです。

ストレスと上手に付き合うためのポイント

1. 「頑張りすぎている自分」に気づく

真面目な方ほど、「まだ大丈夫」と無理を続けてしまいがちです。
まずは、自分がどれだけ頑張っているかを認めることが大切です。

2. 小さな“休息”を意識的に取り入れる

  • 仕事の合間に深呼吸をする
  • 昼休みにスマホから離れてみる
  • 帰宅後に何も考えない時間をつくる

短い時間でも、意識的に“仕事から離れる時間”を持つことが回復につながります。

3. 「全部やらなきゃ」を手放す

  • 完璧を目指さない
  • 優先順位をつける
  • 無理なことは「難しい」と伝える

すべてを抱え込まず、できる範囲で取り組むことも大切なスキルです。

4. 誰かに話すという選択肢

信頼できる人に話すことで、気持ちが整理されることがあります。

  • 家族や友人
  • 職場の相談窓口
  • 訪問看護などの支援者

「うまく話せなくてもいい」という前提で、少しずつ言葉にすることが心の負担を軽くします。

訪問看護でできる支援

精神科訪問看護では、職場のストレスについても一緒に考えていきます。

  • 日々の疲れや気持ちの変化を振り返る
  • 生活リズムや休息の取り方を見直す
  • 無理のない働き方について一緒に整理する
  • 必要に応じて医療機関や支援機関と連携する

「仕事を続けること」だけでなく、その人にとって無理のない働き方を見つけることを大切にしています。

まとめ:ストレスはなくすものではなく、“付き合うもの”

職場のストレスを完全になくすことは難しいかもしれません。
ですが、感じ方や向き合い方を少し変えることで、こころの負担を軽くすることはできます。

  • 無理をしていないか立ち止まる
  • 小さな休息を大切にする
  • 誰かと気持ちを共有する

それだけでも、日々の過ごし方は少しずつ変わっていきます。

「最近つらいな」と感じたときは、どうか一人で抱え込まずに。
haru styleでは、仕事の悩みも含めて、こころに寄り添う支援を行っています。

あなたにとって無理のないペースを、一緒に見つけていきましょう。

健康経営優良法人2026(中小規模法人部門)に認定されました!

〜これからも“人を大切にする経営”を〜

はじめに

このたび当社は、経済産業省より
「健康経営優良法人2026(中小規模法人部門)」に認定されました。

2025年に引き続き、継続して認定を受けることができたのは、
日々支えてくださる皆さま、そして何よりスタッフ一人ひとりの取り組みの積み重ねによるものです。
心より感謝申し上げます。

健康経営とは?

「健康経営」とは、従業員の健康管理を単なる福利厚生としてではなく、
経営的な視点で捉え、戦略的に実践する考え方です。

企業が従業員の健康に投資することで、

  • 働く人の活力向上
  • 生産性の向上
  • 組織全体の活性化

といった効果が期待され、結果として企業の成長にもつながるとされています。

この取り組みは、国の施策である「健康寿命の延伸」にも位置づけられており、
社会全体で推進されている重要なテーマのひとつです。

健康経営優良法人認定制度とは

経済産業省が推進する制度で、
特に優れた健康経営を実践している法人を認定するものです。

この制度により、

  • 従業員を大切にしている企業であること
  • 健康管理に積極的に取り組んでいること

が“見える化”され、社会的な評価にもつながります。

🔗 詳細はこちら
https://kenko-keiei.jp/

当社の取り組み

当社では、「人を大切にする」という理念のもと、
スタッフが安心して働き続けられる環境づくりに取り組んでいます。

具体的には、

  • 心身の健康を意識した働き方の推進
  • 無理のない勤務体制の整備
  • メンタルヘルスへの配慮と相談体制の充実
  • スタッフ同士が支え合える職場づくり

など、日々の積み重ねを大切にしています。

特に訪問看護という仕事は、人を支える仕事だからこそ、まず働く人自身が健康であることが重要だと考えています。

今後に向けて

今回の認定はゴールではなく、あくまで通過点です。

これからも、

  • スタッフが安心して働ける環境づくり
  • 利用者さまへより質の高いサービスの提供
  • 地域社会への貢献

を目指し、健康経営の取り組みをさらに発展させてまいります。

おわりに

今後も、「人を大切にする経営」を軸に、
スタッフ・利用者さま・地域の皆さまにとって、より良い存在であり続けられるよう努めてまいります。

引き続き、 haru style をよろしくお願いいたします。

つくば市 自立支援医療費(精神通院)オンライン申請のご案内

〜ご自宅から手続きができるようになりました〜

はじめに

訪問看護をご利用されている方の中には、通院医療費の負担軽減制度である「自立支援医療(精神通院)」を利用されている方も多くいらっしゃいます。

つくば市では一部の手続きについてオンライン申請が可能となりました。
窓口に行かずに申請できるため、体調やご都合に合わせて手続きを進めやすくなっています。

今回は、対象となる方や申請方法について、わかりやすくご案内いたします。

自立支援医療(精神通院)とは

精神科への通院医療費の自己負担を軽減する制度です。
継続的な治療が必要な方にとって、安心して通院を続けるための大切な支援制度です。

オンライン申請ができる手続き

つくば市では、以下の手続きがオンラインで可能です。

■ 再認定(更新)申請

※診断書の提出が不要な年度に限ります

■ 受給者証の再交付申請

※紛失などの場合

オンライン申請ができる方(再認定)

以下すべてに該当する方が対象です。

  • すでにつくば市で認定を受けている方
  • 診断書提出が不要な年度の方
  • マイナンバーカードの読み取りができる方
  • 内容変更(住所・保険など)がない方

※1つでも当てはまらない場合は、従来どおり窓口または郵送での申請となります。

申請に必要なもの

事前に以下をご準備ください。

【主な必要書類・物品】

  • マイナンバーカード
  • スマートフォン(またはカードリーダ付きパソコン)
  • 現在の受給者証
  • 健康保険情報がわかるもの

※18歳未満の場合や年金受給中の方は、追加書類が必要です。

スマートフォンで申請する場合の準備

スマートフォンから申請する場合は、事前に設定が必要です。

▼共通

  • マイナポータルアプリをインストール

▼iPhone

  • マイナンバーをiPhoneに登録

▼Android

  • スマホ用電子証明書の登録

※すでに設定済みの方は不要です。

オンライン申請のメリット

  • 自宅から手続きができる
  • 窓口での待ち時間が不要
  • 体調が不安定なときでも申請しやすい

特に精神的な不調がある方にとって、「外出せずにできる手続き」は大きな安心につながります。

訪問看護としてのサポート

「手続きが難しそう…」
「準備が大変で後回しになっている」

そのような場合でもご安心ください。

訪問看護では、

  • 必要書類の確認
  • 手続きの流れの説明
  • 不安や負担感の整理

など、無理のない形でサポートさせていただきます。

※基本的に申請代行はできませんが、「どう進めればいいか」を一緒に考えることは可能です。

お問い合わせ先

自立支援医療費(精神通院)オンライン申請/つくば市公式ウェブサイト

つくば市 福祉部 障害福祉課
📞 029-883-1111(代表)

まとめ

オンライン申請の導入により、これまでよりも手続きがしやすくなりました。
一方で、「対象条件が限られている」「準備が必要」といった点もあります。

大切なのは、ご自身の体調や状況に合わせて、無理のない方法を選ぶことです。

訪問看護ステーション haru styleでは、制度の活用も含めて、生活全体を支えるサポートを行っています。
不安なことや分からないことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

新生活で増える「期待疲れ」

〜環境変化に弱い方への訪問看護支援〜

「頑張りたいのに、なんだかしんどい」

新生活の“見えない疲れ”に気づいていますか?

春は新しい出会いやチャレンジが増える季節。
入学、就職、異動、引っ越しなどの「新しい生活」が始まり、まわりからの応援や期待も集まる時期です。

でも実はこの時期、「頑張らなきゃ」という気持ちとは裏腹に、心のエネルギーが落ち込んでしまう方が少なくありません。

特に精神的な不調を抱える方や、環境の変化に敏感な方にとっては、“期待されること”自体がプレッシャーや疲労感につながることもあるのです。

「期待疲れ」とは?

「期待疲れ」とは、周囲や自分自身からの期待に応えようとして、知らず知らずのうちに疲れてしまう状態を指します。

こんな様子はありませんか?

  • 「期待されてうれしいけど、不安のほうが大きい」
  • 「ミスしないように…と神経をすり減らしている」
  • 「新しい環境に馴染もうと頑張りすぎて疲れてしまった」
  • 「本当はつらいけど、周囲には言えない」

こうした気持ちは、“やる気がない”のではなく、「頑張りすぎている」ことのサインかもしれません。

訪問看護の視点:環境変化に弱い方をどう支える?

精神科訪問看護では、「新生活の疲れ」が見えにくい時期だからこそ、少しの変化にも敏感に気づき、安心できる対話の場をつくることを大切にしています。

1. 状況の変化を一緒に整理する

利用者さん自身も気づいていない“負荷”があるかもしれません。
訪問時には、

  • 生活リズムの変化(起床時間・通院・移動距離など)
  • 人間関係の変化(新しい担当者や同居家族の変化など)
  • 気持ちの波(不安、落ち込み、焦り)の増減

といった日常の変化を一緒に確認し、“頑張っていること”に気づける関わりをします。

2. 「期待に応える」より「自分のペース」を大切に

新生活では「ちゃんとしなきゃ」「周囲に迷惑をかけたくない」といった気持ちが強くなりがちです。

訪問看護では、利用者さんにこんな声を届けます:

「今のままで十分頑張っていると思います」
「無理せず、できることからで大丈夫です」
「疲れたら、休むのも“選択肢”のひとつですよ」

“期待に応えること”がゴールではなく、“心と身体が整う暮らし”を一緒に探すことが支援の軸です。

3. 不安を“言葉にできる場”をつくる

「疲れているけど、理由がわからない」
「期待されることが、なぜか怖い」
そんな“言葉にならない不安”にも、訪問看護は寄り添います。

言葉にするだけで、自分の状況を客観的に整理でき、気持ちが軽くなることも多いのです。

新しい季節に、無理なく歩き出すために

「新しい生活」は、喜びとともに“心の負担”をもたらすこともあります。
周囲から見れば順調そうでも、その内側で“期待に応えなければ”という焦りや不安を抱えている方も少なくありません。

訪問看護では、

  • 小さな疲れや気持ちの変化に気づき、
  • 本人のペースを大切にし、
  • 「頑張りすぎない毎日」を一緒に支える関わりを大切にしています。

「疲れているのに、うまく休めない」
「期待されることが重く感じる」
そんなときは、どうぞひとりで抱え込まずにご相談ください。

haru styleでは、あなたの「変わりたい」と「変わるのがこわい」の両方に寄り添う支援を行っています。

新生活のスタートを、やさしく支える関わりを一緒に考えていきましょう。